サメと猫

セミ卍リベンジャーズ

セミがこわい。本当に。もともと虫が大嫌いだけど、セミに対してはもう次元が違う感情を抱いている。憎しみ、怒り、恐怖。出かけるたび、怯えながら階段を昇り降りする過酷な季節が来てる。

集合住宅の2階に住んでいるので、階段、踊り場にセミが入り込む事が多い、というか毎日いる。玄関開けたら3匹ひっくり返ってたことある。

なんでこんなにセミに怯えるのか、自分で不思議に思う時もある。他の虫でも飛び掛かられたり服に止まったりするのはめちゃくちゃ嫌だが、セミに対しては格別の嫌悪感がある。嫌通り越して怖い。もう夏の良さ全部束になってかかってもセミの嫌さに勝てないので夏が嫌い。北海道はセミが少ないらしい。ゴキブリだけでなくセミまで...本気で将来移住考えてる。

 

東京卍リベンジャーズ、流行ってますね。漫画で結構新しいとこまで読んだんだけど、個人的には後半でちょっと飽きました。基本的に主人公は喧嘩弱いので根性で勝負なんだけど、もうひたすらボコられて、それに耐えて向かってくる主人公に相手が最終的に気圧されてなんか勝った感じになるのが多くてねえ。サスペンス要素は面白い!

 

セミに対しての恐怖、もしかしたらこれなのかもしれない。セミのあの他の虫にはない必死さのような、決死の勢いのようなものに気圧されてるのかもしれない。俺たちがセミに抱いているのは単純な「虫きらいこわい」ではなくもはや畏怖の念なのか。どうでもいいけど鎮まりたまえセミたちよ、頼むから。