毎年言っているけど、冬は無気力になるよね。
冬は無気力。マイ枕草子の冬は「冬は無気力」
会社の半期目標みたいなので資格を取ります、と言っておいて取らずに下期になり、今期こそ取ります。今年中に。と言っておきながらもうすぐ年末である。
それも全部冬は無気力、のせいだと思う。
今年の4月から入ったプロジェクトは完全在宅勤務なんだけど、家にいると本当に水を飲まない。午後くらいになって、「あれ?今日まだ一口も水飲んでなくない?」と気づくこともある。
取りに行くのが面倒なのかも、と思い立ち、ラーメン屋にあるようなピッチャーを買ってみたら、手元に常に水を置いておける快適さに感動し、めっちゃ水を飲むようになった。
「これはQOL爆上がりですわw」 と喜んでいたのだが、1、2週間も経つとピッチャーに水を入れるのが面倒になり結局水を飲まなくなってしまった。
俺は新しく買ったものを使いたくて水を飲んでいただけなのか…と少し凹んだが、水を飲むのになんか結構モチベーションが要るという気づきは得ることができた。
自分にとってはそれくらいハードルが高いので、毎日「水を飲むぞ!」という強い意志を持って水を飲む活動に取り組まないといけないみたい。
1人暮らしを始めてもうすぐ2年経つけど、徐々に生活が雑になってきている実感がある。自炊の頻度が減ってきてるし、掃除も雑になってきてるし(ルンバ頼り)、よくないな~とは思っているが、元が怠惰な人間なので一度堕ちるとなかなか戻すのが大変だ。
そんな感じなので、全くもって”丁寧な暮らし”の思想は持っていないのだけど、「生活」というもの自体は好きで、常に興味がある。
エッセイとか、他人の生活を窺い知ることができるものも結構好きなので、YouTubeとかで他人の生活が見たくて動画を探すんだけど、結局出てくるのは"丁寧な暮らし"系のものばっかりなのが悩ましい。(独身OLがご飯を食べている動画もめっちゃある)
まあよく考えれば、全世界に己の生活を晒すとなれば、相応に手の込んだ素敵な暮らしになるのは自然なことなのかもしれない。
昼前くらいに起きて、洗濯とちょっとの掃除といった必要最低限の家事を済ませたあとに冷凍食品を食べ、夕方までゲームや読書をして夕飯…
といった生活は大多数の人にとっては全くもって興味が湧かないだろう。
でも自分が見たいのはそれくらい、つまり自分と同じくらいの水準で生活をしている人たちであり、素敵で有意義な一日にするためのモーニングルーティン!など目が痛くなってしまうのだ。
その水準の人たちのなかではすでに需要と供給が成立しているので、もっと緩く生活している人も動画をあげてくれ~と思っている。
自分は絶対にできないが。
というか生活を動画用に記録するという行為自体、結構手間がかかるので、我々のような人種にはそもそも無理では…と思ってきた。