サメと猫

投稿する意味

 昨日、久しぶりの友人と会った。高校の頃は一緒に出かけたらするような仲でもなかったけれど、今こうして声をかけてくれて、会って話せるというのはとても嬉しい。この人は高校生の頃からいろんなことに挑戦して、好きなことを継続して、しっかり身につけていて、とても尊敬しているからなおさら嬉しかったりする。

 自分は続けてきたものも、これという特技も無ければ今何かに取り組んでるわけでもないとってもつまらない人間なので、自分から話せることが何もなくて申し訳なくなったりするけど、この友人のいろんな体験談や考えてることを聞くのがとても楽しいし刺激になる。自分ももっと興味のあることに向かって動こうって思う。

 このサイトは、Web制作の勉強を始めて少しした時、勉強の一環だと思ってノリで作り、そのままだった。特に作りたいサイトがある訳でもなかったので、とりあえずよくあるブログ型にしていた。昨日友人に、「みんなもっとブログ書いたほうがいい、ブログ書きなよ」と言われ、少しその気になり、このサイトの存在を思い出した。でも確か、とりあえずの気持ちで作ったからサーバーは3ヶ月契約だし、ブログを書くとしてその内容なんて外に向けたものじゃなく日記のようになると思うので、無料のブログサービスでいいかなと思った。

 家に帰って、このサイトを作るのに借りたサーバーの管理画面を開いてみると、なぜかしっかり1年の契約をしていた。どんだけやる気だったんだよ...。借りたのは7月なので、あと10ヶ月は残っている。勿体無いのでここでブログをやってみることにした。ブログというより記録?

 普段感じたり考えたりしたことなんて次の日には忘れるし思い出さないもので、それをあえて書き残すのは面白いと思う。後で読み返した時、自分の考えなのに他人のもののように感じたりする。実は、noteの下書きやら、このブログ型サイトの下書きに、結構書き置いてあったりした。でも別に人に見せるもんでもないし恥ずかしいので投稿することはなかった。

 昨日の友人が、「ブログを書いてやっと1日が終われる感じ」というようなことを言っていた。いろんな話をしたので正確に覚えてないけど、確かそんな感じ。それを思い返して、少しわかる気がした。ブログに投稿することで、書いた内容が初めて事実になって、文章が存在を持つような。

 実際には下書きの状態も、公開されている状態も、大した差は無いんだけど。他人に見られてもおかしくないってところくらい。そのおかげでしっかり文章を書かなくちゃという気にもなる。あえて宣伝することもしないけど、あえて周りがここに辿り着ける状態にして置くのもありかなと思った。下書きも、少しずつ載せようかな。